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男女で違う恋心の意外な一面

女性の10人中9人は、一度は男の愛に疑問をもつか、失望した経験があるのではないでしょうか。それに対して、男は女性の愛に失望するよりは困惑するほうが多いのです。この失望と困惑という差が愛のむずかしさを教えている、といってもいいでしょう。

では、なぜこれだけの差が出るのでしょうか。一言でいえば、女性が100パーセント愛していれば、当然男も100パーセント愛している、と考えるのが大多数の女性で、もし70パーセントしか愛していないとなると疑問が起こり、50パーセントしか愛してくれていないと失望感で滅入ってしまうのです。



男は愛だけに全精力を集中することはできない


ところが男からすると、恋愛中も結婚してからも、愛だけに全精力を使い果たすわけではなく、むしろ仕事に力を注ぐため、愛に対しては女性ほど熱心ではありません。そのうえ、恋愛中であっても他の女性とつき合わざるを得ない場合もあって、疑われてもしかたがない点もあるのです。

そんなとき女性から責められると困惑せざるを得ません。女と男の愛についての考え方の差に、呆然としてしまうことも大いにありえるのです。

男と女の大きな差異は、頼る側と頼られる側の考え方の違い


どんなに時代が変化して女性が強くなっても、恋愛感情が起これば女性は弱い性となります。とたんに全身を彼に傾けたい、頼りたいとなって、この世に何億人という男がいても彼ひとりしか目に入らなくなります。

しかし、男は頼られるとなると、とたんに横柄になり強い性の威力を見せつけます。このとき男の体内には「強い間だけ雌はついてくる」という遺伝子が情報を発信するといいます。だから雌が服従する期間、雄は圧倒的な力を発揮することになります。

アメリカの女性人類学者、ヘレン・フィッシャー女史は、この期間を4年と考えたようですが、4年間に限っていえば、女性は永遠の愛を続かせるために全力を尽くすということです。だからこそ、男が自分と同じ比率で愛を返してくれないと失望し絶望するのです。

こう考えると、恋愛というものは、最初の数年間はどちらかといえば男が優位に立つことができますが、数年後には、女性は雄を見限って捨てたり別れたりする自由と力を得ることになります。つまり永遠の愛はあり得ないと思うべきでしょう。

誤解を恐れずにいえば、どんな男女でも「4年間の恋」と考えて行動するほうが正しいかもしれないのです。女性にも太古からの遺伝子が体内に残っています。その遺伝子は、弱い雄は捨てて強い雄を探せ、という情報を発信しているのです。

だから、数年後には必ず、女性は「この男性と結婚してよかったのかしら?」という疑問と反省を行うものなのです。そうだとすれば、一時的に男の愛を疑問視する時間かあってもなんの不思議もありません。むしろ、永遠の愛が存在していると夢想することのほうが、よほど危険だと考えることです。







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